ビービットの仕事の紹介 – 概観

ビービットはGWに長期休暇(今年は4月30日~5月7日)をいただくため、3週間ぶりの更新です。前回の記事ではビービットが何を目指して、これまでにどのようなビジネスを行ってきたのかをご紹介しました。

今回はもう少し具体的に、どんなサービスやプロジェクトがあるのか、それぞれがどのような思想で設計されているのかについて、現場のメンバーの視点も交えながらご紹介できればと思います。

 

ユーザ理解を核にする、様々なサービス

BI、Pair UX、Co、SD、BP、CEM、WA、Ug、…。これはあまり良いことではないのかもしれませんが、ビービットには社内用語がたくさんあります。新入社員向けには「用語集」が必要になることも…。ここでご紹介したのは、いずれも現時点でビービットが提供している具体的なサービス、またはプロジェクトや活動の名称です。

これらのサービスやプロジェクトは、「ビジネスをユーザ志向へ」というビービットのコアコンセプトをベースに、そのための技術・手法の強化と拡張(Intention/Extension)、我々の技術・手法の実際のビジネスへの適用と浸透(Application/Installation)のそれぞれを達成するために設計されています。

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「業務への浸透」と「組織への浸透」の違いは少しわかりづらいかもしれません。「業務への浸透」は実際の業務をユーザ志向で設計して導入すること、「組織への浸透」は企業文化や日々の行動様式も含めて、ユーザ志向を浸透させていくことです。

技術を磨き、その技術を様々な領域に適用しながら、実際の業務設計を支援し、組織文化を含めてビジネスを「ユーザ志向」に変えていきたい。これが日々の仕事の中でビービットが実現したいと考えていることです。

 

成果創出から文化づくりまでを統合支援する

提供価値やプロジェクト設計はクライアントのニーズによって異なるため、すべてのサービスやプロジェクトの細かな定義をご説明することはできませんが、例えば、以下のような形でサービスやプロジェクトを提供しています。

BI:Business Impactの略。主にデジタルチャネルのコミュニケーションを対象に行動観察に基づいてUX(ユーザエクスペリエンス)の課題抽出、コミュニケーションの改善、具現化により成果創出を支援する。ユーザ志向で実際にビジネス成果を創出する、ビービットのコアサービスの1つ。

Pair UXペアプログラミングのUX企画業務バージョンの名称。クライアントのUX業務を並走(Pair)してご支援することで、クライアント企業内の業務変革を推進するサービス。ペアUXという名称自体は独自のもの。クライアントやパートナー企業にビービットの方法論をいかに活用していただくかがテーマになる。

Co:主に電通デジタル様との協働(Collaboration)プロジェクトを指す。デジタルマーケティング全般を統合的に支援する電通デジタル様と協働することで、従来のコンサルティングという枠組みではご支援できていなかった領域までユーザ志向の方法論を適用する可能性を広げる。

SD:Service Developmentの略。ビービットの方法論をデジタルマーケティングに限らず、より広い領域に適用するためのサービス開発の活動。具体的にはデジタルチャネルにとどまらず、顧客・ユーザの体験全体を理解し、改善することを支援する「カスタマージャーニーコンセプト」を扱うサービスの開発を行っている。

BP:Business Prototypingの略。ビジネス自体をユーザ志向のプロトタイピングによってデザインすることを支援する。サービス開発(SD)と活動領域としては近いが、ビジネスモデルの開発・改善にビービットのユーザ志向の方法論を適用しようとする試みで、プロジェクトの性質としてより実験的な要素が強い。

CEM:Customer Experience Managementの略。経営や事業運営の仕組みに顧客志向、ユーザ理解を導入する支援を行う(参考:『売上につながる「顧客ロイヤルティ戦略」入門』)。長期的な活動になることが多いため、アカウンティング(AC)活動(顧客[アカウント]との取引・関係構築の活動)と連動して推進している。

WAウェブアンテナ(WebAntenna)の略。2007年にリリースされた広告効果測定ツール。大量のデータを見るのではなく、ユーザ単位での広告施策と成果を紐づけてシンプルに管理する。使いやすさにこだわり、すべての成果を一括して確認できる点に加えて、広告の間接的な効果やユーザ行動の分析も可能。

Ugユーザグラム(Usergram)の略。2017年にリリースされたデジタル行動観察ツール。ビジネス改善のために「1人1人の行動を見る」というビービットの基本的な方法をデジタル上で実現する。ソフトウェアの特性を活かして、特定の行動パターンのボリュームを抽出することもできる。

Ac:Accountingの略。サービス名称ではなく、ユーザ志向ビジネスの導入をしっかりと支援していけるように顧客との関係を長期的に構築していくための活動を指す。プロジェクトテーマにとどまらない継続的なディスカッション、WA/UGといったソフトウェアから得られるデータを活用した議論・提案などを行う。

少し並べるだけで、たくさんありますね…。しかし、どれもビジネスをユーザ志向へと変革するために必要なパーツであると考えています。

 

具体的に各サービスや活動は以下のように連動し、ビービットの「顧客志向ビジネスの統合支援サービス」を構成し、支えています。

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次回以降、実際の現場メンバーの声も交えながら、いくつかのサービス・活動についてもう少し詳しく見ていきたいと思います。

 


2017年5月24日 追記 : 続きを公開しました。(「ビービットの仕事の紹介 – メンバーの声を交えて」)

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